イギリス英語とアメリカ英語って違うの?
気にしない人もしくは大人になってから英語の勉強しようと思った人じゃないとそんな疑問も抱かないかもしれません。
私もむしろ全然気づきもしませんでした。
考えてみれば住んでるところが違えば日本でも方言があるように英語だって離れた場所で離されれば違ってくるのは当たり前ですよね。
そこでどんな違いがあるのか私もまだまだ勉強中ですが、勉強しいて気になった点をピックアップしていきたいと思います。
現時点での10選ご紹介します。
この記事を読めばあなたもちょっと違いがわかって英語を楽しめるでしょう。
①can’tをカーントと発音する
きっとわたしたち普通に学校で英語を勉強していたらcan’tてキャーントて発音しますよね。
でもこれイギリス英語では「カーント」と発音されるので最初何言ってるかわかりませんよね。
ですから自分でも発音するときについ「キャーント」と発音してしまいます。
ここは何度も練習して矯正しないとアメリカ英語に引っ張られます。
でも疑問文は「カナーイ」とは言わないようです。
否定分だけですね。気をつけましょう。
②会話のテキストの中でthank youが連発される
イギリス英語の会話のスキットの中でやたらとThank youが出てきます。
二人が会話していてどっちもThank youて言ってます。
最初は何でこれどっちも言ってんだろうと思ってました。
お店の会話でもそういうみたいですね。
これはイギリスは階級社会ではあるけどもそれぞれの階級を尊重していて、普段は横柄な態度を取ってはいけないことになっているらしいです。
実際に知り合いの人がイギリス人の旦那さんの元にご両親をとれていった時のことだそうですが、
みんなでレストランに行って注文をする際にお父さんがいきなりウェイターを手を叩いて呼びました。
そうしたらそのイギリス人のご主人は慌ててそのお父さんを阻止したらしいです。
お父さんは怪訝に思ったらしいですが、その場で絶対にレストランでウェイターを手を叩いて呼んだり、命令したりしないようにと諭したそうです。
そんなことすると怒っちゃって料理に絶対に唾入れられるから気をつけるようにとのこと。
それを聞いてへーそうなんだと思ったことがあります。
そう聞くと結構日本人はレストランや時にはコンビニでも偉そうにしてる人いますよね?
あれはきっと向こうの人からすると信じられないことなんでしょうね?
③soccerではなくfootballと呼ぶ
今はワールドカップ真っ最中ですが、2022年11月27日の夜11時現在日本はコスタリカに負けてしまいました。
残念です。
サッカーはサッカーだろう。
そう日本人は思いますよね?
だってその方がそのまんまだから覚えやすいですものね。
でもイギリスではfootballだそうです。
サッカー発祥の地だけど名前はfootballです。
間違えないようにしましょう。
きっと通じるとは思いますけど、訂正されるそうです。
④付加疑問文をよく使う
イギリス英語はアメリカ英語よりも付加疑問文をよく使うようです。
付加疑問文て何だっけ?
あれですよ。
It’s a beatiful day , isn’t it? 肯定文には否定のクエスチョンタグ
That isn’t your book, is it? 否定分には肯定のクエスチョンタグをつけるということです。
覚えていますか?
これは意外に簡単なようで言えないですし、忘れてますよね。
私は全然覚えていませんでした。
しかも理解はできるけど全然言えませんね、これは。
今話題の英語のハノンがこの練習にこだわっていると著者の横山先生がTwitterで書いておられました。
実は私ハノンも1周はしたのですが、もっと基本に返らないとといけないと思いgrammar in useをやっている最中なのです。
これは会話の練習しない限りそんなに時間を割かないですよね。
だからこう言った文法事項は読んだりするだけじゃあダメなんですね。
話す練習をしないとリスニングで聞き取れても何て言った?ということになってしまいます。
⑤「2週間」は聞いたこともない単語
アメリカ英語ではtwo weeks。
これはそりゃそうだわねと思いますが、イギリス英語ではfortnightというそうです。
こんなの聞いたこともないですよね。
私は最近初めて聞きました。
これは知らないとさっぱりわかりませんよね。
覚えるしかありません。
日本人からすると2週間という単位で物事をあまり考えませんよね。
彼らからすると2週間単位で何かするというのは普通の感覚なのでしょう。
そう言えば2千円札は全く定着しなかったですね。
使いにくくてしょうがなかった記憶があります。
⑥飛行機という単語も若干違う
飛行機はエアープレインだろう?と思い込んでますよね?
しかもこれがイギリス英語とアメリカ英語で違うなんて思いもしませんでした。
エアープレインはアメリカ英語です。
airplaneという綴ですね。
ちなみにイギリス英語ではaeroplaneで書きにくいですが、「エアロプレーン」という発音です。
聞けばそういえばどこかで聞いたことがあるかもしれないがこれってイギリス英語なんだと思いました。
⑦語尾のRは発音しないor 発音する
アメリカ英語の発音を勉強するとやたらRの発音を強調しがちであれば何でも巻き舌になっちゃいますが、イギリス英語では語尾のRは発音しません。
子音の前のRも発音しません。
単語 | イギリス | アメリカ |
or | オー | オール |
car | カー | カール |
mother | マザー | マザール |
sport | スポート | スポールト |
there | ゼー | ゼアール |
her | ハー | ハール |
発音を表記するのは難しいですね。
詳しくは辞書を参照ください。
ただし後ろの単語が母音で繋がる時はRの発音が出てくるそうです。
⑧語尾のtを発音する
アメリカ英語ではtの音は良くdの音になると言われます。
ウオーター→ウオーダー water
レター→レダー letter
ア ロット オブ→ア ロッダブ a lot of
ボトル→ボドル bottle
みたいな感じですかね。
慣れると日本人にはやはりtの音を出した方が言いやすい気がします。
結構dの音は難しいですよね。
⑨universityをuniと省略する
universityはそんままだろうと思ってると良くイギリス人はuniと省略するらしいです。
使っているテキストでも出てきましたが、ふとbbcのドラマシリーズをポッドキャストで聞いているのですが、そこでも普通にuniと言っていてあ、本当にこうやって使うんだと妙に納得しました。
知らないと何のことだかわからないですよね。
ちなみに高校はsix form collegeだそうです。
こんなの何のことだかわかるわけないですよね。
アメリカみたいにハイスクールじゃないみたいですね。
⑩lovelyやfancyといった語をよく使う
日本人からするとlovelyやfancyて聞くと何だか可愛らしいものかと思ってしまうのが普通だと思うのですが、イギリス英語ではジャンジャンてきます。
アメリカ英語でも全然印象が違うようです。
私はダンスの外人コーチャーに習っている時にアイルランドの出身の先生でしたが(イギリスのきれいな英語を喋る先生)よくレッスン中にラブリー連発してました。
最初は何だろうと思っていましたが、聞き慣れるといいものですよね。
lovelyは形容詞ですが、「素敵な」という意味でいろんな場面で使えるようです。
ちなみに英英辞典を引くと
1、beautiful or attractive
2、enjoyable or pleasant などの意味らしいですね。
fancyはどっちも全然違う
fancyはアメリカ英語では高級なや立派ななどの意味なのです。
これも予想外の印象ではないですか?
初めて知った時にはえ?そんな意味なんだと思いました。
イギリス英語では「ほしい」「したい」というwantのような意味で使われるそうです。
What dou you fancy to eat?(何が食べたい?)
OXFORD Student’s DICTIONARY OF ENGLISH
もしくはもう一つの意味
Jack keeps looking at you. I think he fancies you.(ジャックは君のことをずっと見ているね。彼は君のことが好きなんだと思うよ。)
OXFORD Student’s DICTIONARY OF ENGLISH
まとめ
以上イギリス英語とアメリカ英語の違い10選でしたが、いかがでしたでしょうか?
正直いうとこれはほんの一部です。
あげればキリがありません。
それぐらい同じ英語でも違うんですね。
まだまだあるのでもっと勉強したら、また記事を書いてみなさんにご紹介したいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。