まだまだ大ヒット中の『キングダム』。
名の知れた俳優さんたちも相当力を入れた作品なので注目すべきポイントがたくさんあります。
今回はその中でもファンの多いキャラクター「羌瘣(きょうかい)」役について。(字がむずかしいですね)
きょうかいは途中で変わったの?と思うファンもいるようで、その理由についてお答えします。
実際に『キングダム2 遥かなる大地へ』は、製作が発表されてから羌瘣(きょうかい)のキャストに注目が集まっていました。
そんな注目のキャストにはどんな思惑があったのでしょうか?
キングダムのきょうかい役変わった理由は
実写特別動画では山本千尋
2016年原作漫画の連載10周年を記念して制作されたキングダムの実写特別動画では
きょうかい役に山本千尋さんが抜擢されました。
山本さんは3歳の頃から中国武術を習い、高校生の時もかなり活躍されたようです。
なんと輝かしい成績で、世界一にもなったほどの腕前なんですね。
動画を見てもらったらわかるように動きが軽やかで半端ないです。
そしてこの頃からアクション女優への夢が芽生えてきた模様。
そんな中で彼女のキャリアで新しい一歩が訪れます。
羌カイ役に抜擢された際は、留学中でしたが予定より早めに帰国し、3日間の撮影のために約2か月の準備期間をとり、約6キロの減量も行いました。
撮影で魅せる華麗な剣技、なんとその振り付けは山本さん自身に任さたそうです。
原作からくる羌カイ(きょうかい)のイメージを表現して、原作ファンからも好評を得ました。
映画『キングダム2 遥かなる大地』では清野菜名が抜擢
そしてファンが期待する『キングダム2 遥かなる大地へ』羌カイ役(きょうかい)は
清野菜名(せいのなな)さんが選ばれました。
山本千尋さんに期待していたファンにとっては「え〜?」という感じなのでしょうが、
しかし山本さんも羌象役(きょうしょう)役でキャスティング、
お姉さん役で選ばれております。
しかしだからと言って清野さんが全然ダメなんじゃなくて、むしろ想像を上回る演技を魅せてくれています。
なんといっても「東京無国籍少女」(15)に映画初主演で、ジャパンアクションアワード2016最優秀女優賞を取っていますから。
運良く稽古の動画があったのでご覧ください。
最初は本当に地味なトレーニングから始めました。そのジャッキー・チェンの映画での修行シーンにあるような、膝に物を乗せて落とさないようにしたり、浮遊感のある動きを作ったり、羌瘣に必要な筋トレをしました。
清野菜名さん
かなり激しい訓練ですね。
素晴らしい!
普通こんなのできないですよね。
キングダムファンも納得させられるアクションなのではないでしょうか?
キングダムファンがキャストが変わったと思ってしまう理由
山本千尋さんのきょうかい役がピッタリだったという評判もあったので、ファンとしてはそうあってほしいと思ったのでしょう。
しかしもともと10周年企画と映画は全く別のものなので、おかしくはありません。
それぐらい山本さんが相当ハマっていたのでしょうね。
ファン目線だと「あれ?変わっちゃったよ、残念〜」という感じかも・・・
変わったというより配役を設定したという方がより近いのではないでしょうか?
その上、山本さんは先ほども書いたように姉役で出演はしています。
喜んでいるとコメントもしていますね。
山本千尋さんは姉の羌象(きょうしょう)役が決まった時、
「羌カイを演じたことがあるからこそ、羌象役は説得力のあるわたしにと言っていただけたことが、本当に嬉しくて光栄でした。吉沢亮さんも政と漂の二役をやっていらっしゃいますが、また違った形ながら『キングダム』という世界観の中で、姉妹キャラクターを両方演じられたのはわたしの誇りです」
山本千尋さんの声
もう一つの理由
清野菜名さんとの『知名度の違い』も考えられます。
当時の知名度的に山本千尋さんは清野菜名さんより低かったことが理由とも言われております。
山本千尋さんの所属事務所は『スターダストプロモーション』で、
清野菜名さんは『トップコート』。
ちょっと見たら「スターダストプロモーション」に在籍する俳優、タレントさんは錚々たるメンバーがいるんですね。
びっくりしました。
この中から選ばれるだけでもすごいことなんですね。
ちなみに山﨑賢人さんもこの「スターダストプロモーション」所属です
もしかしたら、事務所同士の大人に事情、つまり忖度があったのではないかと言われています。
きょうかいのイメージ
原作やアニメを見ているファンにとっては、きょうかいは小柄で大男たちを軽やかに切り倒せるところが大きな魅力ですね。
キャストのタイプ
清野さんは160センチで、当時27歳。
きょうかいは小柄で年齢も16歳という設定。
ですから年齢も体の大きさも少しギャップはありますね。
でもキングダムの第2作目をみた時には全く違和感を感じませんでした。
周りの俳優さんたちも大きいので清野さんが160センチあるようには見えなかったですね。
特訓のせいかアクション自体も違和感どころかむしろ素晴らしかったですね。
ただ制作側はもう年齢設定を気にしていないようですね。
何と言っても山崎賢人さんは当時27歳ですし、コロナの影響でスケージュールは伸びています。
今後続編が続くと山﨑賢人さんや吉沢亮さんなども30代超えてしまいますからね。
出演者の声
ここで少し出演者の声と本人のをご紹介しましょう。
清野菜名ちゃんは、クランクイン半年くらい前からそのためだけにトレーニングをずっとして、家でもずっと剣を振っていたと聞いた。
大沢たかおさん
「羌瘣というキャラクターは原作でもとても人気があって。自分にその役が来たときは驚きとプレッシャーがあった。現場に入ってみると、チームワークもすごかったですし『仲間に入れた』という感じもあったので、私も思い切って演じることができた」
清野菜名さん
そして清野さんは、今公開中の『キングダム 大将軍の帰還』で
趙軍総大将・龐煖(ほうけん)役の吉川(きっかわ)さんと戦うシーンでも
打点の高いキックを3回も食らう!など果敢にこなしています。
今までやってきたアクションとは、レベルの違うものに「キングダム シリーズ」では取り組んでいるので1回や2回見ただけじゃ覚えられないんです。本当に修行。羌瘣の動きを数カ月も修行して、やっと手に入れたっていう感じでした。この作品を通して、今後、自分が30代になっても、動けるまではアクションをやり続けていきたいなという覚悟が決まりました。
引用:otocoto
二人のお互いの印象
「言葉にするのは難しいのですが、初めてお会いした方なのに、ずっと前から知り合いだったような、温かい不思議な感覚がありました。清野さんにはやっぱりすごいなと感じる部分がたくさんあって、学ばせてもらうことばかりでしたが、同じような悩みを抱えているのかもしれないとも思えましたし、共に高め合えるような関係になれたらと思っています」
山本千尋さん
と山本さんが清野さんに対して親近感を寄せるように、清野さんも
「初めて会ったような気がしないほど心地良い感じがした」「見えない何かで繋がっている感覚があった」
清野菜名さん
と答えています。
山本さんにはこんなインスタの投稿もありますね。
この投稿をInstagramで見る
まとめ
以上ここまで映画「キングダム」でのきょうかい役が変わった理由について調べてみました。
つまり結論として
ポイント
- 途中まで山本千尋さんで途中から清野奈名さんになったのではない
- キングダム10周年記の実写特別動画と映画は別物
- もしかしたら事務所の影響はあるかもしれない
ということになると思います。
いずれにしても山本さんも清野さんも現在大活躍中で目が離せない女優さんになっていますね。
これからもいろんな媒体で観れるでしょうね。
どちらも美しく逞しい女優さんなので楽しみにしたいと思います。
映画キングダムは今後も続編の撮影がすでに行われているようです。
こちらにその記事も書いていますのでよかったら読んでみてください。
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ここまでありがとうございました。